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4月9日は「子宮の日」

2010年4月12日掲載

皆さんは、4月9日が『子宮の日』って、ご存知でしたか?
私は、テレビや新聞などのニュースで知りました。
当日は、子宮頚がん予防についてのフォーラムなどが開催された
ようですね。

そこで、今回は子宮頚がんの予防についてお送りします。

■子宮頚がん予防ワクチン

日本では、ようやく昨年10月に承認されたHPV予防ワクチン。
マスコミでは、子宮頚がん予防ワクチンと言っていますが、
正しくは「HPV(ヒトパピローマウイルス)予防ワクチン」

HPVとは、皮膚や粘膜に感染するウイルスで100種類くらい
存在すると言われています。
性感染症として、尖圭コンジローマや子宮頚がんの原因になる
ウイルスです。

HPVウイルスにも、発がん性の高い型とそうでない型があり、
今回日本で承認されたウイルスは、その中で16型と18型という
発がん性の高い型のウイルスを予防するワクチンです。
これを2価ワクチンと言います。

2価以外に、6型と11型を含む4価ワクチンもありますが、
日本ではまだ承認されていません。

せっかく承認されたワクチンですが、接種率はまだ低いです。
その大きな原因は、費用ではないでしょうか?
基本的にこのワクチンは、3回接種しなければなりません。
3回の接種にかかる費用は、自費になりますので5万円前後。
病院によって費用は多少異なります。

最近では、自治体で対象年齢を限定して、公費負担で接種できる
ようになっているところも出てきました。
最も有効なのは、性交渉前の女性ですから、小学校高学年や
中学生が対象になります。
しかし、その費用負担を考えると、なかなか敷居の高いもの。
助成制度などが早期にできることを期待したいです。

女優の仁科亜希子さんが、発起人共同代表を務める
『子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会』では、
インターネット上でも、公費助成推進の署名運動を展開。
子宮頚がんの予防やワクチンについても、解説していますので
興味のある方はぜひ、ご覧ください。

私も、署名しようと思います!!
http://hpv.umin.jp/

ちなみに、子宮頚がんになっていない方、
現在HPV感染していない方など条件が合えば、
30代や40代でもHPV予防ワクチンの効果が期待できます。
かかりつけの婦人科医に、一度相談してみて下さい。

■検診が大切です!

さて、子宮頚がんの予防には、HPV予防ワクチン!
そして、もっと重要なのは、年に1回の子宮頚がん検診!!

たとえHPV予防ワクチンを接種しても、
年に1回の検診を受けていなければ、意味がありません。

子宮頚がんの予防には、「ワクチン+検診」と覚えて下さい。

子宮頚がん検診を受けたことのない方は、
どんな事をするのか、不安でしょう。
痛いのかしら…、怖いのかしら…???
そんな相談を受けることもあります。

そこで、いつもイメージをお伝えすることにしています。
口の中、頬の内側は柔らかい粘膜ですよね。
そこを綿棒で少しこするとどうでしょう。
痛くありませんよね?!
子宮頚がん検診も、同じようなことです。

子宮の入り口の粘膜を長い綿棒でこすります。
その綿棒についた細胞を調べる検査です。
痛みはありませんよ。

子宮がん検診は、多くの自治体で助成制度があります。
お住まいの自治体のホームページなどで、
調べてみてください。
春は健診・検診の時期です。
自分の体は、自分で守る。
健康で、イキイキと生活するために、ぜひ受けて下さいね♪